pekoriperoriのブログ

主に読書、美味い店、旅行の記録と日々考えていることのメモ。知り合いには教えない予定。

その後ものすごく幸せなことがあった。

前回の続き。
別れたあとは、特に帰る時間なんかを気にすることもなく、普通に遊んだ。うーん、遊ぶといっても特段何か悪いことをする歳でもないので、普通に夜中まで飲んだり、その程度。
遊ぶメンバーもそれまでとさして変わらず、酒量が増え、飲む頻度が増えただけ。
このままずっとひとりやだなーと漠然と思いつつも、コンパは嫌いだし、特段誰かにいい人を紹介してほしい訳でもなく、普通に時間は過ぎていく。
2週間ほどで目に見える傷は癒え、まあそのうち何かいいことあるでしょ、という理由ないポジティブな雰囲気に自然と移行し(現実は何も変わっていない)、だんだん元気に。
 
そしてその頃は、会社を辞める日も近づいてきていて、飲みのお誘いが増えていった。
ただ後任がなかなか決まらず仕事量も異常なので、選んで週何日かだけ約束を入れ、徐々に辞める準備をしていたのだが、そのうちの飲み会のひとつが、会社に入った当初からずっと同じ部署でやってきたメンバーとの5、6人の飲み会だった。
 
前置きが長いので結論だけ先に言うと、結局そこで飲んだメンバーのうちのひとりと付き合うことになった。
 
その日はみんな普通に終電を逃し、
1次会 イタリアン⇒2次会 どっかのダイニングバー ⇒ 3次会 カラオケ(ここで寝たw) ⇒ 4次会 ボーリングするつもりがなぜかゲーセン
となり、いつの間にか今の彼とふたりになっていて、流れで向こうの家に行き、ダイニングテーブルを挟んで向かいに座っていた。笑
そこで
結婚してほしい
と言われ、
何言ってんだろうこの子?(歳が6つ下)
となり、そこからお互いの話を数時間して、突然仲良くなった。
3年間一緒に働いていてみんなでちょくちょく飲みに行っていたけど、何の特別な感情も抱かず(3年前は子供だったし)関係が進展することもなく、という感じだったのに、仲良くなる時は本当に突然仲良くなる。
 
しっかりふたりで話すことがなかったと言えばそうなんだけども、20人足らずの部署でずっと一緒にいたのに、相手のことなんて本当に微塵も知らないものだなと驚いた。
 
そしてよくよく聞いてみると、2年前にも結婚してほしいと言ってくれていたようで、そのときも同じ反応であしらわれた、と。(わたしはベロベロに酔っていたので全く覚えていない)
 
そんなこんなで一緒に過ごす時間が長くなり、自然と付き合うようになった(会社を辞める数日前)。
 
歳がだいぶ離れているということもあり子供だと思っていた人が、実はかなり成長していて自分よりもすっかり大人になっていた。
どんな人かというと、付き合いたての惚気を差し引いても、
とても優しくて思慮深く頭もよい、仕事も出来るし遊びの面でもノリがイイ、人の気持ちをよく理解できる・理解しようと努力することのできる人だ。
正直パーフェクト過ぎるくらいパーフェクトで、まさかそんな人とも知らず、そんな人と付き合うとも思っておらず、今でもとても驚いている。
 
そんなことがあった。