教養は「事典」で磨け - 成毛 眞
そもそも事典とは何かを調べる時に使うものと思われているけれども、そういった使い方以外に端から読んでいくのも結構おもしろいと思っている。
たまにやるのが、易しめの英英辞典をAから順に読んでいき、知らない単語の穴を埋めていくという読み方。もちろん分厚い本当の英英辞典ではなく、ちょっと挿絵なんかも入っているレベルのもので、単語の分野を問わないものなんかがイイ。
「日常会話」と呼ばれるようなカテゴリの単語を身に付けるには結構良い方法だったりする。
(実生活で使わないことには、本当に身についたと呼べるレベルでその単語を使えるようにはならないけれど)
と、そんなような、何かを調べる目的だけでない、新しい事典の使い方がわかるかも、という淡い期待を持ってこの本を手に取った。
その期待は裏切られることなく、思っていたのと同じ内容ではあったが、まさに「事典は読み物」、という話だった。
そして一般的な辞書事典には分類されないような各種の面白事典がたくさん紹介されていて、これまた面白かった。
(実際の内容も見開き1ページ分載せられているのがまたイイ)
成毛さんの書評もまたとてもそそられる。。。
興味を持ったのはこんな事典たち↓
現代語裏辞典
勘違い言葉の辞典
中国歴代皇帝人物事典
英語便利辞典
哲学用語図鑑
和製英語事典
世界の文字の図典
地球博物学大図鑑
ビジュアルディクショナリー英和大事典
日本史有名人の臨終図鑑
世界チーズ大図鑑
近々どれか買ってみようと思ってる。どれもこれも読みたい。迷うなあ。
