本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 - 出口治明
ひさびさ仏教以外の本を読んだ。
本屋をぶらぶらしていて手にとって、数ページ読んですぐに購入を決めた。
なぜ本を読むべきなのか、本の読み方、選び方、など「本の使い方」についてとても分かりやすく説明されていて、それこそ本嫌いが読書する取っ掛かりとなる本としてとても良いと思った。
言葉も平易で非常に読みやすい。
読書に興味はあるけど何度か手を出しつつ挫折してしまった人、なかなか習慣化出来ない人、新しい本の読み方選び方を探している人におすすめ。
以下、個人的なメモ
⚫︎「 (人生の )楽しみは 、馬の背の上 、本の中 、そして女の腕の中 」
冒頭で紹介されていた、アラブの格言。
女を優る楽しみを本に見出すアラブ人に感服。
⚫︎教養を身につけるには本、人、旅から学ぶしかない
⚫︎速読ではなく精読
⚫︎古典を読む
そもそも古典と呼ばれるものって、片手で数えられるほどしか読んだことがない。
数百年、下手すると千年、二千年と書物として読み継がれるからには大きな理由があり、それを読まずにいるのはとてももったいないことだと思った。
ということで今、岩波文庫の孫子から読み始めている。