pekoriperoriのブログ

主に読書、美味い店、旅行の記録と日々考えていることのメモ。知り合いには教えない予定。

結婚について思うこと

これは前も書いた気がするんだけど、最近結婚というものが間近に迫ってきて、またいろいろと考えが変わっていると思うので、一応また書き留めておく。

今の彼と付き合いだしてなんだかんだ数か月が経った。

お互い最初から結婚を意識していたというのもあって、それなりの付き合いをしてきた。
このたった数ヶ月の間に一緒に住み始めて、親にも挨拶して、お互いの親しい友人にも結構会ったし、生活スタイル(特にお金!)もちょっとずつ調整し、こんな生活がしたい、という認識を合わせてやってきた。
お互い結婚したいという気持ちがあると、こうもスムーズなのか、という思いと、結婚するということはこんなに大変なことなのか、という思いと。
 
これは昔からだが、わたしは「結婚」そのものに対して全く夢がない。
そもそも結婚がゴールであるかのように考えている人がたくさんいるが(少なくともわたしの知り合いには。友達にはあまりいない)、結婚はただの形式であり、通過点でしかないと思う。
うちは両親がうまく行かずわたしが物心つく前から別居、ある意味では家庭がめちゃくちゃだったので、人と人が一生一緒にいるなんて奇跡のように感じるし、今だってそんな約束を彼とはできない。
たぶん結婚する瞬間が訪れても、約束はできないと思う。
でも、今の彼とだったら、この大変な人生でおそらくいろんなことを乗り越えて、楽しくやっていけるだろうなという想像が出来る。
そもそも人がひとりで生きていくことは非常に困難であり、様々な局面で人の支えが必要になる。
ごくごく普通の日常生活であったとしても、(ありふれた台詞だけれど喜び2倍、悲しみ半分というか)やはり信頼のおける人とチームで一緒に歩んでいけるほうが何かと楽しいし生きやすいのでは、と想像している。
まあだからこそ、チームメンバーにどんな人を選ぶかが重要なんだけど。
 
そういう意味で彼は今のところパーフェクトに近い。
見た目や社会的ステータスではなく、人としてこうあるべき、という理想の姿に近い人なのだ。
(見た目もわたしは好きだし、ちゃんと甲斐性もある)
やさしく誠実、真面目で、前向き。とても真っすぐな性格で、人としてのバランスが非常に良い。
最近は少し慣れてきたけど、最初はこの真っすぐな性格によく驚いていた。
こういう人と一緒にいると、悪いことができないのだ。
別に悪いことしたい訳でもしようとした訳でもないけど、あまりにもまっすぐに良い人なので、自分もちゃんと「良く」(仏教的なものかな)生きなければならない、と心の底から思うようになった。
 
その上仕事も一生懸命で頭もよい。
そうなってくると、当然会社では皆に好かれ、活躍する。
となると経済的にも安定する。(かと言って醜い欲もない)
こんな良いサイクルで生きている人なのだ。
 
と、わたしにとってはこれ以上の人はおそらくいないであろうという良いパートナーを得た。
 
この後はまたしばらくお互いにとって大きな生活の変化が控えていて、まずは引っ越しと向こうの転職、海外と日本を行ったり来たりになるので、今の生活からは大きく変わると思う。
そして、式はどうするかとか子供欲しい、なんて話もしていて、しばらく落ち着くことはなさそう。
この10年はずっと仕事仕事、プライベートでもあれがやりたいこれがやりたい、と100%自分のことしか考えない生活だったけれど、次の10年は(親のことも含めて)家庭と仕事と、しっかり考えてバランスとってやっていきたいと思う。
たまにはひとりで考え事する時間も必要だなー。