pekoriperoriのブログ

主に読書、美味い店、旅行の記録と日々考えていることのメモ。知り合いには教えない予定。

3年付き合った彼と別れた。

Blogを書かなくなってまた74日。
書かなくなったというよりも、正確にはこの半分の期間、書けなかったという表現の方が相応しい。
 
このたった74日の間にプライベートも仕事も揉めに揉め、どっちも状況が変わり、生活が一変した。74日前と同じものは身の回りの品以外何もないレベル。
仕事に関しては去年の段階で既に転職することが決まっていたし、その通りになったのだが、こんな気持ちになるとは思わなかったというくらい、心を揺さぶられた。たかが転職、されど転職。(この言い方が正しいかは???)
かなり思うところがあるので、それは別記事に。
プライベートに関していうと、丸々3年付き合った彼と別れた。
結果から言うと振られたのだが、正直その言葉を言われるその瞬間まで、予想だにしていない状況だった。特に仲悪くなっていた訳でもなく、ケンカしたということでもない。
いっしょに住んで2年が経っていたし、なんとなくずっと一緒にいるものだと思っていた。
別れたきっかけは彼の仕事だった。
 
彼がどういう人かどういう付き合いをしていたか昔の記事に書いたか覚えていないが、
 
● 彼とは
・仕事はIT企業の経営
・仕事が何より最優先(というより仕事以外のことは基本何もしない)、当然結果も出し続けている
・ものすごく、ものすごく頭が良い
・酒池肉林を夢見る女性大好き男w(基本女性との付き合いも仕事の一環であることが多いので、干渉しない
・酒乱
・人たらし
(詳細を書いてもしょうがないので、なんとなくこの辺までにしておく)
 
● どんな付き合いだったか
・わたしは彼の元秘書(退職してしばらくしてから付き合った)
・互いのことは極力干渉しない
・平日は別々にごはん
・休日は時間があれば一緒に過ごす
・家賃含め生活費は割り勘(収入は何倍も違うが、対等に付き合うため、と言われていた
 
なんかこう書くと寂しいものだなw
でも付き合ってて何が楽しかったかというととにかく頭が良く、話そのものがおもしろい。特に仕事の話はとても熱がこもっていて、本人が絶対的に実現したい世界があり、それを究極に追い求め突き進んでいく姿は今後わたしが100年生きても同じような人には出会えないんじゃないかと思えるレベル。仕事に打ち込んでいる、なんていう生易しいものではなく、仕事=彼の人生そのものであり、息をするように仕事をしていた(これ、どっかで書いたな)。
その姿は当然魅力的に映ったし、男性として、というよりも一仕事人として、究極の憧れであったことは間違いない。
傍にいた時間でものすごく多くの貴重なことを学び、そして考えさせられた。
と同時にそういう人の近くにいることは、わたしの心身をすり減らすことにも繋がったし、実際目に見えるレベルにおいてはわたしという人間自体が変わったようにも思える。(たぶん根本は変わっていない
 
まとめるとそんな感じだった。
話を元に戻して別れたときのこと。
ある夜酔っぱらって帰ってきた彼に、
別れてほしい
と突然言われ、まあどうせ酔っぱらってるしいつもの戯言だろうと思ったものの、翌朝早くに起こして話を聞いてみた。
仕事で1、2年海外に行くことになり、物理的にも精神的にも完全に集中するために、日本に心配事を置いていきたくないとのこと。
1時間くらい話を聞き、本心だなと思ったので、すぐに了承した。
(とにかくわたしは、別れたいと言っている人間に対して、NOを言ってすがることがとても嫌いなので、すぐ了承するタイプ)
家は東京に残していくので出ていく必要はない、日本に戻ってきたときにお互いパートナーがいなければまた付き合うこともあるかもね、と言われたが、それも難しいよなーと思いつつ。
 
それが会社を辞める1ヶ月半ほど前のことだった。
すんなり了承はしたものの、同じ家に住む人間に突然別れを突き付けられ、昨日までは彼女だったものが、今日からルームメイト、なんてそんな上手にすぐ切り替えられることは当然できず、しばらく地獄のように悩んだ。
自分にはもう安心できる場所がなくなってしまったように感じたことが一番辛く、そして漠然と、これからずっと一人なのかなぁ、と思っていた。
 
彼と付き合っていることをわたしの周りは当然皆知っていたし、別れたことを報告するといろんな人がおいしいごはんをごちそうしてくれて、話を聞いてくれて、そしてなぐさめてくれた。笑
その辺の時期は老若男女問わず、平日は毎日飲み歩いた。。。
そして休日になるとひとりになるのが恐ろしくなり、かといって誰かを誘う元気もなく、ずっといろんなことを考え続けていた。
 
それが最後にBlogを更新してからの前半の話。