最強の働き方 - ムーギー・キム
ひさびさの読書メモ。
自らの仕事に取り組む姿勢について考える機会があり、なんとなく心の拠り所になるような本を読みたく、手に取った一冊。
結局読み終わったあとは、今の仕事に対してだけでなく、自分のキャリアを長期的な視点で考えるという観点でもヒントを得られた。
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- この本を読んだ目的、ねらい
自分の働き方を見直したい。
仕事に取り組む姿勢について考え直したい。
- 読んでよかったこと、感じたこと、新たに知ったこと
・「会社で自分が何をすれば、会社にとって一番の貢献になるのか。どんな仕事ならば自分の強みが発揮でき、楽しみながら絶大な貢献ができるのか」「自分をビジネスの能動的な主体ととらえ、ビジネスやプロジェクトの起点になったものがいくつあるか?」
この問いを自分に投げかけず、指示されるがままやっているようでは所詮、いつまでたっても二流
但しこれはあくまで自分の義務である目の前の仕事をやった上で「主体的に考えよ」ということ
・昇進の基準とは
1. もらっている給料以上の仕事をしているか
2. いまの役職以上の仕事をしているか
3. その人がいないと回らない仕事がどれだけあるか
4. その人がいることで組織に何かいい変化があるか(組織にレガシーを残すか)
5. 同程度の働きをする人を同じ給料で雇おうと思っても無理
・最も大切なリーダーシップの資質第一位「強い倫理観・道徳観」
→ 確かに自分のボスにもこれを強く求めているなと実感。そしてボスはこの点においてパーフェクト。
・自己実現のための天職の構成要素
[好きなことをする]
1. 好きな仕事を全部する
2. 強みを活かす
3. 使命感を活かす
[周囲を巻き込む]
4. ビジョンを掲げる
5. 組織をつくり込む
[自由に生きる]
6. 捨てる勇気をもつ
7. 自由に挑戦する
「好きなこと x 得意なこと x 必要とされること 」
・一緒に働く人のモチベーションをあの手この手で高め、「あなたのためなら、ひと肌脱ぐ」という状況を作り出せてこそ、自分のビジョンの実現に他人の協力を取り付けることができる
- この本を読んで、自分は今から何をするか
与えられた仕事で結果を出すことは当然で、自分の仕事は自分で考えて作っていく。そしてやりきる。そのために、↑の「昇進の基準」のような心構えを持ち、日々の仕事に取り組んでいく。
→ 昇進という観点を切り離しても、この心構えは自分の毎日の仕事を見返すときの良いポイントになると思う。
- 3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか
仕事に対する姿勢、あるべき姿に迷うことなく、日々の仕事に取り組めている
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