pekoriperoriのブログ

主に読書、美味い店、旅行の記録と日々考えていることのメモ。知り合いには教えない予定。

残業で評価されることに嫌気がさす

ここ数ヶ月、何かにもやもやしていてストレスを感じていたのだが、ようやく原因が分かった。

答えは「残業」だ。

今の会社に入って2年半。

特に去年は猛烈に忙しくて、三十路を有に越えている身体に、毎晩22時、23時はちょっときつかった。でもそれでも正直、ここまでのストレスは感じていなかった。

しかしながら、最近の残業時間は大体月にすると平均50時間。おそらく去年に比べると6、7割くらいに減っている。

それなのに、ここにきてこのストレスのたまり具合。。。

わたしの場合、残業が多い分には人と比較してあまりストレスにならない方なのだが、何が嫌かと言うと、例えその日にやらなければならないことがなかったとしても、早く帰ることが推奨されないこの環境、そしてボスの思想が嫌なのだ。

(サラリーマンなので、会社でうまくやっていこうと思ったら、この類の話はどう考えても上司に従うしかないことはよく分かっている つもり。)

前々からボスはものすごく残業時間を重視していて、配下のメンバーが早く帰ることを嫌う。

彼は夜に予定があることが多いので、基本的に会社に遅くまでいるタイプではないのだが、たまに20時頃まで残っていると、周りをさっと見渡して、「みんな帰るの早いな」とぼそっとつぶやく。

もうこれを幾度となく聞いていた。

サシで飲むときなどもよく、「残業時間=(approximately equal)組織への貢献度」だ、と胸を張って言う。

そしてわたしは、それが一理あることも良くわかっているつもりだ。

しかし、最近となっては、もうこの考えが評価に直結する勢いで彼の頭の中を占めていて、おそらくこの半期(冬のボーナスの査定)は残業時間で決まるのではないかと思わせるレベル。

それが言葉の端々で滲み出ている。

メンバーの中には実際、早く帰ると印象が悪くなるので、ある程度のレベルで調節している、という人もいる。

そして今となってはわたしもその一人だ。

最近かなり業務が落ち着いているので、おそらく全力で仕事をして、今日必ず仕上げておかねばならないことのみをやって帰るならば20時間程度の残業で済むはずだ。

しかしながら、今のところ45~50時間になるように調整をしている。

(もちろん、やろうと思えば何かしらやることはひねり出せるので、ただ座っている、とか休憩している、ということはなく、仕事はしている。そして、みなし残業の関係で、この程度の残業ではほとんど残業代はつかない。)

そして何故その時間かと言うと、36協定の関係で、毎月残業が45時間を越えそうな人のリストが前もって人事から送られてくるのだが、そこに入るようにしたいのだ。=上司が目を通すので、アピールできる

その結果、半期の評価面談の際、やはり上司はわたしの働きぶりに非常に満足していた(ように見えた)。

面談の抜粋↓

ボス:残業何時間くらいだったっけ?
わたし:(ああ、やっぱり聞かれたか)ここ数ヶ月の平均は50時間です
ボス:やっぱり部の平均より多いね~ 貢献してるね!
わたし:(ああ、くだらない。本当にくだらない)

とこんな感じだ。

今日は残業の話を書いたが、これ以外にも、働き方の多様性を認めない発言なども多く、もやもやすることがものすごく多い。わたしは勤労意欲もあるし、残業も基本的には厭わない。しかし、帰れるときは早く帰りたいし、やることがあるときには集中して残業してでもきちんと終わらせる(タイプ)。

しかしその考えは今の組織では通用しない。

通用しないというか、評価されない。

評価されなくても良いのならば、早く帰れるだけ早く帰ったらいい。

ただ、秘書という仕事の特性も手伝い、上司とうまくやっていけなければ、死ぬほど辛い現実が待ち受けている。。。

要するに、わたしに選択権はない。

と先週の頭に書いていたのだが、何時に帰るかを気にし続けることのバカバカしさに限界を感じ、やるべき仕事、やろうと思っていた仕事が終わったら、何も気にせず堂々と帰ることにした。

それで評価されなくなるのであれば、仕方がない。
その時に考えることにする。

少なくとも会社にいる間は当たり前だが一生懸命働いているし、何ら後ろ指さされるようなことはないのだ。

祝・初一人旅@西安 その1 - 出発までの経緯

仕事柄、基本的にはボスが休みもしくは不在の時でないと有給を取ることができなのいのだが、とうとう今年もやってきたボスの長期休暇。

(大体毎年一度、彼は丸一週間休む。)

続きを読む

最強の働き方 - ムーギー・キム

ひさびさの読書メモ。

自らの仕事に取り組む姿勢について考える機会があり、なんとなく心の拠り所になるような本を読みたく、手に取った一冊。

結局読み終わったあとは、今の仕事に対してだけでなく、自分のキャリアを長期的な視点で考えるという観点でもヒントを得られた。

続きを読む

だから仏教は面白い! - 魚川祐司

だから面白い!

ああ本当に面白かった。

 

著者は「いわゆる」仏教徒ではないそうだが、日本の大学院で仏教を研究し、そしてミャンマーテーラワーダの教理と実践を学ばれているとのこと。

ブッダの教えを説く、広める」長老とはまた違うスタンスで、テーラワーダに関わらず仏教全体を俯瞰して、そして「信じる」仏教ではなく「知って実践する」仏教というスタンスで書かれているのもまた良かった。

特に輪廻とは、悟りとは、ということに関して初学者にも非常に分かりやすく丁寧な解説がなされている。

続きを読む

Guruatsuのお豆腐マフィンがおいしい

ひさびさ食べ物の話。

昨日はパスポートの受け取りで有楽町の交通会館へ。
ここの下は毎週末?マルシェをやっているんだけど、いろいろ美味しそうで寄り道。
昨日はフルーツトマトとゴマドレッシングとこのGuruatsuさんのお豆腐マフィンを購入。

続きを読む