教養は「事典」で磨け - 成毛 眞
そもそも事典とは何かを調べる時に使うものと思われているけれども、そういった使い方以外に端から読んでいくのも結構おもしろいと思っている。
たまにやるのが、易しめの英英辞典をAから順に読んでいき、知らない単語の穴を埋めていくという読み方。もちろん分厚い本当の英英辞典ではなく、ちょっと挿絵なんかも入っているレベルのもので、単語の分野を問わないものなんかがイイ。
「日常会話」と呼ばれるようなカテゴリの単語を身に付けるには結構良い方法だったりする。
(実生活で使わないことには、本当に身についたと呼べるレベルでその単語を使えるようにはならないけれど)
2015年を振り返る。
1年前と同じく、2015年を振り返る。
自分を変える読書術 - 堀 紘一
先日の出口治明さんの読書本に引き続きまたもや読書術。
最近本を読むことの重要性について考えさせられることが多く、読書のモチベーションを上げる目的もあって、パラパラ立ち読みして興味を持てたので購入。
面白かったのは出口さんの本と同じで、
人の失敗から学ぶ、
人間の本質を本を通じて学ぶ、
ということが書いてあった。
やっぱりその為には古典だなと。
あとは、今後の自分の目安にしようと思ったのは
・30歳までの若い世代で年間最低100冊、それ以外の人で50冊読む
・4:3:3の法則で本を選ぶ
(ビジネス書4割、小説3割、その他4割)
という話。
とりあえず(30オーバーだけど)年間100冊、この12月から考えて次の一年で
仏教系 50冊
その他 40冊
小説 10冊
を目標に読んでいこうと思う。
仏教の教えは今最も興味があることで、そして自分の生活に取り入れたいと思っているので、まだまだインプットをしていきたい。ということで50冊。
あとの40冊は仕事に関係する本や、今興味のある歴史、哲学、その他ジャンル問わず興味を持ったもの。
残り10冊は最近まったくもって遠ざかっている小説。
(語彙や言い回しが広がるということで、堀さんのこの本では小説も勧められていた)
あくまで目安だけど、こんな感じで読んでいきたいと思う。
これまではそのとき気になった本を片っ端から読んできたけど、年単位の長期スパンで戦略的に読書していくのもいいかも、と思った。
歳を取ったなと思うこと
今年33歳、来年34になる。
30になったなーと思ったのも束の間、もう立派な30代半ばだ。
最近になって、いろいろな点で自分が変わってきていることを感じる。
その中でも、歳をとった(重ねたと言いたい)ことが原因と思われる点をメモ。
▼衰え
・どんなに遅くても終電で帰りたいと思うようになった
・睡眠不足、酒量が次の日のパフォーマンスに影響するようになった
・長時間残業が辛くなった。9時始業で22時越えると集中力が切れる。
・記憶力が若干落ちてきている気がする。(語学を勉強していてなかなか新しい単語が定着しない
・頬の毛穴、シミが目立つようになってきた(切実w
・定期的に、意識的に身体を動かさないと不調が出てくるようになった
▼どちらかと言うと進化
・様々な事柄において安定を求めるようになった
=長期的に良いパフォーマンスがあげられるようになってきた
・一人で行動することに負い目を感じなくなった
・足るを知るようになってきた
=自分が管理できる範囲を越えて、あれもこれも、と、欲張ることが減った
・無駄な夢を見なくなった
=着実に歩もうとする姿勢が少しはできてきた(気がする
・周囲の人に対して寛容になってきた
今◯歳だったら、とかもっと若かったら〜だ、とか考えても仕方のない無駄なことをふと思う瞬間もあるけど、変わってよかったポイントもそこそこあって、歳を取るのも悪くないなと思う。